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☆サプリメントは「補う」といった意味の言葉☆
現在売られている野菜は、ここ50年程度の間に、含有する栄養量がかなり減っています。
それは土壌がやせて、土自体に栄養がなくなってきているせいです。
また、生産技術が発達して年中どこでも買えるようになり、
便利になった反面、旬の新鮮な食物を食べる機会が減りつつあります。
同じ食べ物を同じ量食べても、摂れる栄養量がかわってきているため、
サプリメントはなくてはならないものになってきました。
しかし、サプリメントはあくまで「補う」ものであり、食事の代わりにはなりません。
食事で補えない栄養素をとって、本来の体・体調に戻すといった
メンテナンスの意味合いで利用しましょう。
☆正しいサプリメントの飲み方☆
●水で飲む
基本的には水で飲むのが一番。
胃腸の働きを促し、成分を解かして吸収されやすい形にしてくれます。お茶やコーヒーなどは、鉄分などのミネラルの吸収を妨げます。
●食後30分以内に飲む
胃が空っぽの状態でサプリメントだけ飲んでも、栄養はあまり吸収されません。 というのも、ビタミン・ミネラルは、いろんな種類のものが同時にあってはじめて多く吸収されるので、食事から得られる栄養分と一緒に摂取したほうが、格段に吸収がよくなります。また空腹時に飲むと胃があれてしまうことも。
●食後30分はコーヒーや紅茶をガマン
食後にコーヒーや紅茶というのは定番です。リラックス効果を得られる点においてはプラスですが、サプリメントの吸収効果を考えるとマイナスになってしまいます。コーヒーや紅茶・緑茶に含まれるカフェインやタンニンといった成分は、栄養素をくっついてしまい、吸収を阻害してしまうのです。 少し時間を置いてから、食後のお茶を楽しみましょう。
●摂取量を守る
早く効いてほしいからといって、規定量を超えてたくさん飲むのはNGです。 水溶性ビタミンは、余分に摂取した分を尿と一緒に排出するので、過剰症が出ることはあまりありませんが、脂溶性ビタミンやミネラルは体内に溜まるため、消費されない分がどんどん蓄積されていきます。 そうした場合、さまざまな過剰症が引き起こされ、中には重い症状が出ることもあります。たくさん飲んでも体で使われる量はきまっているので、多く飲むのではなく、長く続けることを心がけてください。
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